テラコッタタイルの掃除方法を詳しく紹介
                    デザイン性の良さからテラコッタタイルを選んだけれど、普段のお手入れが難しい…、汚れが気になる…等、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 
                        テラコッタタイルは、吸水性が高いことから掃除がしにくいという問題があり、お手入れの方法については工夫が必要です。 
                        本記事では、テラコッタタイルについて、特徴、汚れる原因、掃除方法について解説します。 
目次
テラコッタタイルの特徴とは
                    「テラコッタ」とは、土で形を作り乾燥させて高温で焼いたものです。イタリア語で「cotta=焼いた」「terra=土」という意味があります。イタリア、スペイン、フランスなどでは、一般的なタイルとして住居にもよく使用されています。
テラコッタタイルは、焼いた温度によって微妙に色合いが変化し、デザイン性のある風合いが魅力のひとつです。色むらを上手く利用すると、素朴でおしゃれな雰囲気を作ることができます。 
                        テラコッタタイルの機能性については、通気性や速乾性が優れている一方、表面仕上げがザラザラしていたり、水分を吸い取りやすいので、汚れを綺麗に除去するには、お手入れに手間がかかる特徴があります。 
| テラコッタタイルの特徴 | ||
| 性質 | 主な特徴 | |
| 通気性 | 高い | 湿気を抑え、カビやダニの発生を防ぐ効果がある | 
| 速乾性 | 高い | 玄関の土間など雨に当らない場所に適している | 
| 蓄熱性 | 高い | 温まると冷めにくいため、床暖房向きの素材になる | 
| 吸水性 | 高い | 水が染み込みやすいのでお手入れに手間がかかる | 
| 表面仕上げ | 素朴な質感 | 年月をかけると良い風合いのデザイン性を楽しめる | 
テラコッタタイルが汚れる原因
                    テラコッタタイルは、使用している場所や環境によって、汚れの程度も変わってきます。 
                        テラコッタタイルの性質は、吸水性が高いため、特に湿気のある場所や屋外では汚れが付きやすくなります。汚れの原因は、水分・湿気、油分、カビなどが付着し、浸透することで発生します。 
                        したがって、テラコッタタイルを使用する場所は、油分や水分の付きやすいキッチンなどに使うよりも、床暖房効果を活かしてリビングや屋根のある玄関周りなどに適しています。 
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テラコッタタイルの基本的な掃除方法
                    テラコッタタイルの掃除方法については、はじめに水分の吸水性についてチェックします。水分が浸み込むタイルの場合は、使用する洗剤によっては白く変色することもあります。テラコッタタイルを消耗させないためには、テラコッタタイルに使っても良い洗剤を選んで使い方についても調べてから対応することをおすすめします。
洗剤を準備できたら、掃除の手順について確認しましょう。 
                        テラコッタタイルの床面を掃除してホコリや泥などを除去します。次に、タイル面に水を撒いてモップや雑巾で汚れを落とします。テラコッタタイルの汚れが取れたら、乾いた布で水分をふき取ります。 
水拭きだけでは汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水に溶かしてモップで汚れを落とします。タイル目地や細かい部分は、メラミンスポンジでこすると掃除がしやすくなります。
玄関などに使用しているテラコッタタイルは、外からの出入りが多いので土や泥に混ざって 汚れやすくなっています。 
                        黒ずみや水垢など汚れが酷い場合は、メラミンスポンジに水分を含ませて重曹を少量使って汚れを落とします。 
                        汚れの範囲が広い場合は、重曹水を作ってデッキブラシでこすって汚れを落とします。汚れが取れたら、水を数回撒いて重曹と汚れを洗い流します。最後に乾いた布でカラ拭きして玄関を乾かします。 
また、施工時に使われていたコンクリートの石灰成分が原因となる、白い粉状の汚れについては、酸性洗剤を使って汚れを除去することができます。 
                        白くなった部分に、水に薄めた酸性洗剤をスプレーの中に入れ、噴射してしばらく放置しておきます。様子を見て、白い部分が浮き上がってきたら、水で洗い流します。最後に乾いた布でカラ拭きして仕上げます。 
いずれの方法も、最後にしっかり洗剤と汚れを水で洗い流して、しっかり最後まで乾燥させることがポイントです。
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玄関のテラコッタタイルをきれいに保つためにできること
                    テラコッタタイルを使用した玄関のお手入れについては、以下のポイントを抑えておきましょう。
- こまめに拭き掃除する
 - 玄関マットをドアの前に敷く
 
テラコッタタイルの良さを長く活かすためには、毎日こまめに玄関の掃除をすることが大事です。 
                        出入りするたびに靴底に付いた泥や油分の含んだ汚れなどが、玄関のテラコッタタイルの汚れのもとになっています。 
                        毎日の玄関掃除では、まず、ホコリや土・泥を外に掃き出して、濡らした雑巾を硬くしぼって拭き掃除をし、その後はカラ拭きをしておくと、テラコッタタイルをきれいな状態に保つことができます。 
                        また、玄関前に、ドアマットを敷いておくと外からの土汚れを防ぐことができるのでおすすめです。 
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テラコッタタイルが黒ずんだ際の掃除方法
                    テラコッタタイルの汚れが酷く黒ずんでしまった場合は、水拭きだけでは、なかなか落ちないケースもあります。その場合は、酸性洗剤を用意して汚れを落とすようにします。
ただし、テラコッタタイルは吸水性が良いため、使用する洗剤の種類や濃度によっては、タイル自体を劣化させてしまう場合もあり、洗剤の選び方には注意が必要です。 
                        洗剤の化学反応によって、テラコッタオイルが変色や消耗を伴うことがありますので、取扱いには気を付けましょう。 
したがって、テラコッタタイルの状態を悪化させないようにするためには、専門業者に依頼することで、確実にきれいにすることができて安心です。
石材クリーニング業者とは?
                    石材クリーニング業者とは、石材に関わるあらゆる汚れを落とす専門のプロです。 
                        取扱いサービスの種類については、玄関、トイレ、石壁、その他、屋内・屋外の石材に関わる汚れの問題を解決します。 
                        自分では落としきれない石材の汚れやシミを、石材専門の清掃業者に依頼することで、新品に近い状態に仕上げてもらうことができます。 
石材の良さを永く保つためには、石という材質の特徴や取扱い方を熟知している専門家に依頼すると安心です。 
                        石材の掃除では、汚れの種類に合わせて専用洗剤を選び、適切な掃除機材を使うことが必要になるため、安全性を確保するには、経験と実績のある石材クリーニング業者に依頼する方が堅実です。 
テラコッタタイルのメンテナンスは石材クリーニング業者に依頼しましょう
                    テラコッタタイルの良さを永く保つためには、日頃のメンテナンスが重要です。 
                        テラコッタタイルは、吸水性が良いのできれいにするまでにお手入れに手間がかかります。また、取り扱う洗剤の種類や使用方法についても正しく理解していることが必要です。 
                        したがって、メンテナンスのプロにお任せした方が安心してきれいな状態に仕上げてもらうことができます。 
「パワーストーン株式会社」では、テラコッタタイルやその他石材の汚れに関わる問題を解決することができます。 
                        当社ではお見積り前のテスト施工を実施していますので、事前に仕上がりを確認していただくことができます。 
石材クリーニングの依頼をお考えの方は石材クリーニング専門業者へご相談ください。









                                
                                
                                











                
